ニプロと東洋ゴムのどちらの株式に投資すべきか

アベノミクスによる日銀の金融緩和とその結果による円安で日本経済は復活途上にあります。そこでテレビCMが盛んで一般の人にも馴染みの深いニプロと東洋ゴムのどちらの株式に投資すべきかを検討してみます。ニプロは医療器具大手であり人工腎臓に強く、現在、ジェネリック医薬品や受託医薬品に力を入れている会社です。来期予想に基づく株価収益率は13倍強であり割高感はありません。一株配当も35円予想で配当利回りは株価が2015年末の終値である1328円での配当利回りは2.64倍で配当狙いの魅力もあります。また、ニプロの扱う医療機器は今後の高年齢化に伴って業績を延ばす可能性があります。これに対して、東洋ゴムは国内のタイヤ4位で主にトラック、バス用や北米向けSUV用タイヤ商品に強みを持っているのですが、国内で採用されたビルの免震ゴムでデーターの改ざんが発生。大きな騒ぎになりました。東洋ゴムは来期予想に基づく株価収益率は61倍であり割高感があります。一株配当は45円予想で配当利回りは株価が2015年末の終値である2404円での配当利回りは1.87倍で配当面での魅力はニプロと比較して劣っています。次に取り扱う商品を考えて見た場合、ニプロは医療機器やジェネリック医薬品などに力を入れていますので景気に大きく左右されることなく比較的安定した成長が見込めます。また、医療機器もジェネリック薬品も日本人に使えて外国人に使えないという商品は僅かですので、新しい商品開発をすれば新鮮なテレビコマーシャルのような病院でのステータスも海外でつくりあげることも可能です。しかしながら東洋ゴムは、まず免震ゴムのデーター改ざんという問題を引き起こしており、企業のイメージダウンと内部統制体制に疑義が生じています。よってニプロを投資すべきという結論になります。

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